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2009年 01月 21日

挑戦

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「この荘厳なオーケストラによるリズムより、もう少しロマンチックで女性的な音楽のほうが相応しいのかもしれません。この音楽は、大きく、パワフルな演技をするアイスダンス向きの曲だと思います。私は彼女のフリープログラムの選曲は、彼女のためにならないのではないかと心配しています。」

これはフランス大会の浅田真央フリープログラム
「仮面舞踏会」に対するユーロ解説者の解説である

<挑戦>をテーマに掲げた今シーズン真央が用意したプログラムは
最初から最後まで休憩する暇も無く、アップテンポの無い上に
力強く音楽に追い立てられながら演じなければならない
本人が言う「ジャンプが無くても困難」なアイスダンス向けのプログラムで
確かな技術と表現、体力がなければこなせないハードルの高い挑戦である

タチアナ・タラソワは初め、このプログラムを真央がこなせるかどうかを
2ヶ月で判断し、無理であれば直ぐにでも変更できるように
別のプログラムも用意していたという

しかし真央は次の大会でこのハイレベルのプログラムを演じきる


NHK杯、GPFのユーロ解説

NHK杯
「パリでは、音楽が壮大すぎるのではないかと、浅田真央選手はこの曲を滑りこなせないのではないかと思いましたが、私は自分の見解を訂正します。完全に素晴らしい解釈、大きく、幅があり、伸びのあるエッジワークに体の動き、全てを彼女の演技の中に見ることが出来ました。アイスダンスの選手が、最後のステップ・シークエンスの振り付けに関わっていたことは明らかですね。細部まで考えられ、内容の多いステップ・シークエンスでした。ジャッジは評価するべきです」

GPF
「誰が想像できたでしょうか... ふわっと軽い、この東洋の少女は、リンクの上では柔らかな印象を与えますが、このとても壮大な音楽、アラム・ハチャトゥリアン作曲の「仮面舞踏会」を表現し、それを実行しました。私が初めてこのプログラムを見たとき、不可能なことだと思いました。彼女の中に(この音楽を表現するために必要なものが)十分にあるとは思いませんでした。彼女のスタイルではないとも思いました。とても危険な試みだと思いましたが、私は間違っていました。彼女はより大きな舞台でメダルを取る事になるでしょう」

さらにこの解説者はユナのプログラムについても真央と比較してこう解説する

「(浅田真央の)素晴らしいライバルのフリープログラムとしては、まだ十分とは言えないでしょう。まだプログラムを改善するには遅くはありません。帰って、分析するべきでしょう。どこで良い得点を稼げるのか、どこを強化するべきなのか。浅田真央選手のプログラムのプログラムは、とても強いものになっています。ユナのコーチは浅田真央選手が、どうリンクに出て、どう演技をし、どう挑戦したのかを分析してください。プログラム全体を通して多くの賞賛すべき点があるはずです。」

ジャンプや他のエレメンツの挑戦も同様だが
休息時間を振付で誤魔化したり
音楽の助けを受けるプログラムや
自分に演じ易いプログラムを選択すれば
安定した演技は望める
多くのスケーターはそういった道を選んできた

タラソワは言う
「女王である以上、挑戦し続けなければならない」
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安定した道を選ぶことは間違いでは無い
むしろ現行のルールでは正しいと言えよう
そのほうが確実に評価されるのだから

しかし浅田真央は立ち止まらない
妥協せず常に上を目指し挑戦し続ける
それが彼女が選んだ道なのだから
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by fuji_ssss | 2009-01-21 20:57 | mao


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