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2009年 01月 22日

ユーロスポーツ解説

解説=フィリップ・ペリシエ、実況アナウンサー=ジェラルディン・ポンス@ユーロスポーツ・フランス。
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Mao Asada FS
解説:(2アクセル成功)マオ・アサダが世界チャンピオンです!…そして、ビールマン・スピンでタイトルを決定的にします!
(演技終了後)ステップがレベル4、スピンがレベル4。失敗は、出だしのあの3アクセル踏み切りの、ありえないような転倒だけ…。
アナ:なんという意志の強さでしょう!
解説:しかし一方で、あの失敗があったからこそ、完全に力を出し切れたのかもしれないですね。この小さな女の子が、…私達は彼女がどえらい演技をするのを見て来ました。小さいミスや、大きいミスがある場合ですら、成功が積み重なって、彼女にならなんでも可能だということを見て来ました。ともかく、私の考えでは、今夜の偉大な、偉大な、偉大なスケーターは彼女です。それははっきりしています。絶対に彼女が世界チャンピオンになるでしょう。それ以外の結末はありえないと思います。
アナ:それに、彼女にとってなんというシーズンでしょうか。マオ・アサダは四大陸選手権とボンパール杯で優勝し、グランプリ・ファイナルでは2位。スケート・カナダも優勝。昨年の世界選手権は準優勝ですよ。それに、ものすごい意志の力です。なんといっても、出だしであんな風に転んで、そのあと全ての要素を成功させたんですから。
解説:彼女にはそれほど技術的に飛び抜けているんですよ、ジェラルディン。3年前から飛び抜けていました。
アナ:しかも17歳。
解説:ええ、ええ。初めて彼女を見たのはカナダで行われた2007年のジュニア世界選手権でしたが、あの時既に驚嘆させられるようなまばゆさでした。
アナ:はい。(スロー映像)あ、先程の踏み切りです。
解説:見て下さい。ああ、これは、肩の部分はもう開いて跳ぼうとしているのに、残念ながら足がついていっていません。もう一度良く見て…あ、これはコンビネーション・ジャンプのところですね。3フリップ-3トゥループ。それから、彼女はフルッツもやりました。3フルッツ-3ループ。もう何の事だか意味がわかりますよね。イン・エッジ、不正エッジで踏み切るルッツの事です。ジャルゴンで「エッジにやられる」というのは、不正エッジでダウングレードされることです。
アナ:でも、構成点のほうはどうなんでしょう?
解説:とてもいいですよ。レベル4のステップ、レベル4のスピン。カロリーナ・コスナーが優っているのは音楽性の解釈の部分だけです。五つある構成要素ののたった一つだけですよ!
アナ:じゃあ、3アクセルの転倒の部分しか減点はないと。ふう…。
解説:3アクセルが入れば、五輪金メダリストの出来上がりですよ。
アナ:…それなら、2アクセルにしておくべきではなかったですか?
解説:そうじゃありません。
アナ:そうじゃありませんか?
解説:五輪金メダリストになりたいならね。
アナ:私は今夜のことを話しているんですけれど。
解説:今夜は…まあ、どちらでもいいじゃないですか。今から五輪タイトルの準備をしているんですよ。ですから、今夜…たとえフリーで2位になったとしても、3アクセルを試みたのはとてもいいことだと思いますよ。
アナ:さて、カロリーナ・コスナーの得点は61.88でしたが…
解説:じゃあ、私は65点くらいと予想します。…あ、それほど高くないですね。
アナ:61.89です。0.0いくつの差ですよ! …と言うことは、もし…60…いえ、彼女が優勝のはずです。構成点で高得点が出ましたから。フリー前の差はわずか0.18でしたが。…なんだか、変な点の出方ではないですか?
解説:奇妙ですよ。そう思いますよね?
アナ:はい。1点減点が一つ。差し引きすると…
解説:技術的に見れば…
アナ:あ、待って、待ってください。121.46.はい、はい、彼女が優勝です、勿論です。カロリーナ・コスナーが120.46でしたから。はい。マオ・アサダが、ここヨーテボリでの、フィギュアスケート世界チャンピオンです。昨年準優勝でしたが、今夜カロリーナ・コスナーとユナ・キムを抑えて優勝です。…この得点は…リスクが考慮されていないという事なんでしょうか?
解説:そうじゃありません。彼女がフリーで2位になったのは、フリーで1位になったのがユナ・キムだからです。
アナ:はい。
解説:たとえ最終的な順位が妥当な正しいものだとしても、今日のこのフリーが採点されたそのやり方は、私にはおかしなものに思われますね。それ以上は言いませんけれど。

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Yu-Na KIM FS
アナ:さて、得点が出ます。得点は…64.82.えーと…足りませんね。
解説:勝つには明らかに低すぎる点数です。
アナ:あ、待ってください。58.56…カロリーナは58.52でした…ちょっと信じられませんね。ですから…
解説:フリーのですか?
アナ:はい。フリーのです。…123…
解説:フリーって言いましたよね?
アナ:フリー・プログラムでトップに立ちます。
解説:フリーでトップ、総合ではカロリーナがトップのまま、ですね?
アナ:4点差がありましたから、彼女は総合得点では後ろになるはずです。
解説:当然です。それに、構成点で良い点が出すぎですよ、ユナ・キムは。
アナ:はい。
解説:やりすぎはいけません!
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中野FS演技終了後

ですから、私は技術点でもそれほど高い点は出ないと思うのです。
ともかく、もし私がジャッジだったら、彼女にはマオ・アサダよりもはるかに低い点をつける
と思います。スピンは、良い。すべてレベル3です。しかしスピンでも、彼女のはマオ・アサ
ダやカロリーナ・コスナーほどの上質のポジションではありません。一方ステップはレベル
2で、二人の選手、1位のマオ・アサダと2位のカロリーナ・コスナーに比べて大きく劣ってい
ます。
率直に言って、ジェラルディン、今順位が変動するとは思いませんね。しかし…
アナ:ユナ・キムに対してはどうですか?
解説:そこです。もしかしたらナカノがユナ・キムを脅かす事ができるかもしれません。
しかし、確信はもてません。というのは、忘れないで下さい。ユナ・キムはフリーで1位
なんです。私の言いたいことがわかりますか?
アナ:はい。はい。
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ジェフリー・バトル
キスクラで点数を待っている間、浅田は一体自分が何位になるのか
全く想像出来なかった。
「点数が出たとき、フリーの順位の2位が見えたので、私は2位なんだーって思いました」
「でも最終順位が出て1位と分かった時はワオ!って感じでした。
あんな転倒があったので、勝つ事が出来て本当にびっくりしました」

以前浅田と一緒にトレーニングしていたバトルは、その結果に驚かなかったと語った。
「正直言って、彼女が転倒したときはショックを受けました」
「異常事態ですよ、彼女には本当にありえない。でも、彼女は立ち上がって演技を続けた。
それを見て僕は思ったんだ、『もし精神的に強い人がいるとしたら、それは真央だ』ってね」


ジョニー・ウィアー
「女子 SPは競技場で見ていたんです.
レベルが高くてすごいと思いました.ところでヨーロッパ選手に点数がかなり手厚かったと思います.
マオがあれほど完璧だったのに、SP2位だというのは変だとぼくは思いました。
彼女だけ別格という感じでしたけれどね。」
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by fuji_ssss | 2009-01-22 20:52 | mao


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